【症例】全力疾走で太もも前を痛めた高校生|スポーツの怪我予防と可動域整体【大和郡山市】
2026/09/28
【施術事例】全力疾走で太もも前面を痛めた高校生|痛みの原因は「逆足の関節の硬さ」にあった?
- 来院者:高校1年生 K様(部活動所属)
- 症状:全力疾走した際に、左太ももの前面を負傷。日常生活の歩行には支障がないが、部活の練習で走ると痛みが出る。
- 見立て:筋組織の微細損傷が疑われ、一定の回復期間が必要な状態。
「普段歩くのは平気だけれど、部活でダッシュすると太ももの前が痛む」――。
先日、高校1年生のK様がこのようなお悩みを抱えてご来院されました。筋肉の組織が部分的に損傷している可能性が高く、無理な負荷を避けて治癒を促す一定の日数が必要なケースです。
なぜ「左」の太ももを痛めてしまったのか?
スポーツで特定の部位を痛めたとき、多くの方は「痛む場所そのもの」に問題があると考えがちです。
しかし、走るという全身の連動動作において、患部に急激な負荷がかかった背景には**「別の関節の動きの悪さ」**が潜んでいることが少なくありません。
K様のお体を詳しくチェックしたところ、痛めている左足ではなく、「右側の股関節」や「足首・膝まわり」の柔軟性が著しく低下していることが分かりました。
走る動作では、左右の脚が連動して地面からの衝撃を逃がし、前に進む推進力を作ります。
右側の股関節や足首が固まっていると、その動きの悪さを補うために、反対側である左脚(特に地面を蹴り出す太もも前面)へ過剰な負担が集中してしまいます。
本日施した施術:施術の90%を「柔軟性の再獲得」に
炎症や損傷を起こしている左太もも前面を強く揉むことは、組織をさらに痛めるリスクがあります。そのため、本日は全体の90%をストレッチによる可動域改善に充てました。
- 右半身の連動改善:負担の元凶となっていた右股関節・足首・膝まわりを丁寧にストレッチし、柔軟性を回復。
- 左股関節の可動域確保:左太もも前面への牽引ストレスを逃がすため、患部周辺ではなく股関節まわりの動きを広げる施術を実施。
硬くなっていた関節群が正しく動くようになることで、走った際に特定の筋肉だけに負担が偏らない土台を整えました。
早期復帰と再発防止に向けたセルフケア指導
K様には、日頃の部活動やご自宅で取り組んでいただくケアとして、以下の内容を直接お伝えいたしました。
練習後にズキズキとした強い痛みや熱感が出た場合は、無理をせず速やかに氷でアイシングを行い、湿布等を用いて局所の炎症を抑えることが大切です。日頃も適切に湿布を活用して痛みをコントロールしていきます。
静止したまま伸ばすのではなく、関節を動かしながら筋肉の温度を高める「動的ストレッチ」を指導させていただきました。走る前のルーティンとして継続していただくことで、複数の関節を連動させる準備が整います。
月1回の定期ケアが「怪我予防」と「パフォーマンス」を高める
痛みが引いた後も、最低でも月に1回の定期的な関節・筋肉のコンディショニングを継続することを推奨しております。
股関節を中心とした複数の関節をフルに使えるようになると、走る際の身体の扱いやすさが格段に向上し、運動パフォーマンスの向上に直結します。さらに、疲労物質の排出が促され、日々の疲労回復スピードも早くなります。
施術者・宮本尚弥より
「痛む場所だけを見ていても、根本的な原因は解決しない」というのは、スポーツ障害において非常に多いケースです。
K様が不安なく全力でグラウンドを駆け抜けられるよう、今後もしっかりとサポートを続けてまいります。部活動やスポーツでの長引く違和感をお持ちの方も、お気軽にご相談ください。
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