みんな疲れすぎ?知らないうちに溜まる疲労の正体
2024/12/22
「なんとなく毎日疲れている」
――こんな感覚、ありませんか?
実はそれ、気のせいではありません。
データによると、日本人の8割が慢性的な疲労を感じていると言われています。
特に若い女性では、その割合が9割にも上るとか。
これほど多くの人が疲れているのに、意外とその原因や対処法を深く考える機会は少ないですよね。
疲れたまま働く「プレゼンティーズム」の問題
日本では「疲れていても働くのが美徳」という価値観が根付いているように感じます。
「お疲れ様」という言葉が挨拶として使われることからも、その背景がうかがえますよね。
でも、具合が悪いのに無理をして働く「プレゼンティーズム」は、実は大きな問題です。
軽い頭痛や花粉症、ちょっとした憂鬱感などで出勤し、なんとか職務をこなしているつもりでも、実際には生産性が大きく下がっているケースが多いのです。
このプレゼンティーズムが原因で、日本全体の経済損失はなんと年間1兆2億円にものぼるという試算もあります。
疲労を軽視して働き続けることで、私たちは自分自身だけでなく、社会全体にも影響を与えているのです。
テクノロジーが疲れを増幅している?
昔は、仕事を終えて家に帰れば「休む」ことが当たり前でした。
でも、今はどうでしょう?
スマホやPCが普及し、家でも仕事ができる環境が整ったことで、私たちは「休むタイミング」を失ってしまったのではないでしょうか。
チャットやメールがあると、返信を急かされているような気がして落ち着かない
――そんな経験、ありませんか?
さらに、テクノロジーの進化により業務効率が上がった一方で、オンライン会議やタスクが増え、1日にこなすべき仕事の量も増加しています。
これが、疲労を蓄積させる原因の一つになっているのです。
休むことへの罪悪感をなくそう
私たちは「休むこと」に対して、どこか罪悪感を抱いているように感じます。
「もっと働かなきゃ」「休むなんて怠けているように見える」といった気持ちが、休息を後回しにさせているのかもしれません。
でも、アスリートがトレーナーの指導で休養を計画的に取り入れるように、私たちも「疲れを感じたら休む」という意識を持つことが大切です。
日々の疲労を軽視せず、自分の体や心のサインにしっかり向き合うこと。
それが、健康を保ち、より良いパフォーマンスを発揮するための第一歩です。
まずは「疲れている自分」を認めることから始めてみませんか?
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ごりちゃん訪問整体鍼灸院
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