2019.11.30ブログ

鍼の痛みについて

鍼灸治療をオススメする際に受ける
よくある質問

『鍼って痛いですか?』

鍼が痛いかどうかについて
ここで解説致します。

メニュー『鍼』について
という記事もありますが
今回は鍼はどのように打たれるのか、
どういう時に痛いのか、
さらに詳しくお話します。

目次

鍼灸治療で使う鍼

鍼治療で主に使われる鍼の太さは0.14mm~0.34mmで、注射針の3分の1程度の細さです。

数字だけ見るとイメージがわきにくいと
思いますので1つ例を。

髪の毛の太さが0.05mm~0.15mmらしいので、まわりで一番髪が太そうな人に髪の毛を見せてもらってください。
かなり細目の鍼であれば、それよりもすこーしだけ細い、ということになりますね!

で、鍼は痛くないの?

さて、本題の鍼は痛いかどうかなんですが
残念ながら絶対に無痛ということはありません。
こんなことを言うと怖がられるかもしれませんが…。


しかし、打つ場所や鍼の太さを選べば、無痛だったり、痛みを感じたとしてもそこまで痛くありません。
(体調が悪かったり緊張感が高すぎると痛みを感じやすいことがあります。)


ここまで読むと、
『なーんや、鍼ってやっぱり怖いやん』
というイメージしかわかないかと思いますが最後に大事なことを書きますので、是非最後まで読んでください。

細い鍼≠痛くない

【痛みを出さないために細い鍼を使う】

というのは間違いだと私は思っております。

上の写真を見ていただきたいのですが、鍼を打つときの流れを説明します。
まずは
①鍼を管に通して、
②管と鍼を皮膚に当て、
③管の上から少しはみ出た鍼を、人差し指でトントンッと叩くことにより皮膚に鍼を刺入します。
これを『切皮(せっぴ)』と言います。

写真は切皮の瞬間です。

この切皮のときに、痛みが生じることがあるんです。

で、細ければ細いほどいいんじゃないの?と思われるかと思うんですが、切皮にはある程度の勢いが必要なんです。
鍼が細すぎると、管の中で一瞬「ぐにっ」と鍼が曲がり、皮膚を一瞬で突き破らないため、痛みが走る可能性が高くなります。

細い鍼を扱うのには、高い技術が必要になるのです。

ある程度の太さがあり、皮膚にまっすぐきれいに入るように切皮するようにしてもらえたなら、ほぼ無痛で鍼治療を受けることができます。

切皮の後は?

無事切皮が終わったら、管を抜いて鍼だけを刺入していきます。

このとき、中の筋肉やツボが反応し、ズーーんと重たい感覚がでることがあります。
これは『響き』というもので、鍼特有の響き方になります。

この響きが出れば出るほどいいと思われがちですがそんなこともありません。(個人的見解)

この響きは痛いと感じる方もいれば気持ちいいと感じる方もいます。

その後は?

鍼を一定の深さまで刺入すれば、あとは写真のように少し刺しっぱなしでゆっくりしてもらったり、場合によっては電気を流すこともあります。

このときにだんだん響きがなくなったり、逆に響きが強くなったりすることがありますが、私はあまり響かせるのが好きではないので
『痛かったら言ってくださいね』
と無理をさせることはしません(^3^)/

結局痛そうやん…

ここまで読んで、
『やっぱり痛そう…』
『無痛の時もあるけど痛いときもあるんや…』
『やめとこう』
と思われた方もいるかもしれませんがちょっとお待ちください。
鍼ができるだけ痛くないように鍼灸師である私は色んな工夫をしています!

鍼が痛いと感じる要因

《鍼が痛いと感じる要因》
・鍼の太さ
・施術者の技術
・打つ箇所
・患者さんの体調
・施術者と患者さんの信頼関係

というものがあると私は考えております。
体調が悪い人に対して鍼を打つことはすごく難しく、特に発熱などの症状があると皮膚が過敏になっているのか、痛みを感じやすくなっています。
ですので、そういう方に鍼を打つ場合は、ローラー鍼という刺さない鍼で対応したりします。

また、信頼関係も大きく関わります。
極論ですが、初めて会ってなにも会話したことない人に、いきなり鍼を打たれると痛いどころか怖いですよね?

私は施術前にしっかりカウンセリングをし、
・いつまでにどうなりたいのか、
・よくなったら何をしたいのか
ということをお話ししてもらい、それを叶えるためには、手技だけでなく鍼治療も必要かもしれません、ということをお話させて頂きます。

その時に私の事を信頼していただけていれば鍼を受けよう!と思ってくださるでしょうが、どうしても鍼が怖い…まだ会って間もないし…というような状況ですと私は鍼を無理にオススメしません。
なぜなら信頼関係がないのに鍼を打つと、痛みを感じやすく、効果も出にくいと考えているからです。

鍼の効果はびっくりします!!

最後になりますが、鍼って痛いの?という答えをまとめると…

『色んな要因によって痛い事もあるが、私は痛くないように工夫してます。また、私の患者さんは90%の方が
「鍼って思ったより痛くないんですね!」
と喜ばれます。』
ほんとに痛かったら、上の写真のようにリラックスして気持ち良さそうな顔はできないですよね(о´∀`о)笑

ここまで読んで皆さんが安心して頂いたかどうかはわかりませんが、最後に大切なことを伝えさせてください。

最後に

それは
『鍼はすごい効果を発揮する』
ということです。

・長年、悩んでいた腰の痛みが改善された。
・さっきまで痛かったら足の痛みが全く消えた。
・五十肩で肩が上がらなかったのに
上がるようになった!

上はほんの一部の治療効果です。

もちろん、効果を出すには時間がかかることがほとんどです。
個人差にもよります。
ですが、あなたが鍼治療をなんらかの原因で、受けずにいる状況にいらっしゃるのであれば、それはとてもとてももったいない事だと私は思います。

もしかしたらあなたのその痛みが鍼一本で治るかもしれない。

私はそう言い切れます。

もしあなたがどこに行っても治らない。そんな痛みに悩んでらっしゃるのであれば、1度、鍼治療を受けてみてはいかがでしょうか?

※鍼がすごい効果を持つことは間違いないですがどんな痛みでも取れるという保証ではありません。
また、個人的な見解がかなり含まれているかと思いますがご了承ください。

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